農薬の研究開発の流れ

合成(Synthesis)、物理化学性評価(Analysis of physicochemical properties )

ケイ・アイ研究所

ケイ・アイ研究所

市場ニーズに即した独創的な製品開発を目指し、生理活性を有する新規化合物の構造探索とその合成研究を行っています。
また、新規化合物の物性、製剤研究を実施し、その商品化の可能性を追求しています。

生物評価(Screening evaluation)、安全性評価(Safety evaluation)、環境影響評価(Environmental assessment)

クミアイ化学 生物科学研究所

クミアイ化学工業 生物科学研究所

http://www.kumiai-chem.co.jp/lsri/

農薬は薬効はもちろん、人畜・魚介類に対する安全性や、作物・土壌への残留性、環境への影響など厳密な検査を必要とします。
そのため、新規化合物から農薬としての実用化の可能性を見出せるのは、わずか1/50,000程度です。
当研究所では、新規化合物の生理活性の探索、有望化合物の実用化研究、作用性研究を行うとともに、化合物の毒性、代謝、残留研究等を実施し、それらの課題に応えています。

製剤(Formulation)

クミアイ化学 製剤技術研究所

クミアイ化学工業 製剤技術研究所

http://www.kumiai-chem.co.jp/lsri/

農薬は、製剤技術によってその有効性が高まり、適用範囲や使用法が拡大され、栽培技術の向上に大きく貢献します。
こうした製剤研究を促進し、有望化合物の効果を保証、さらにその効果を高めていくための新たな製剤技術の確立が当研究所の使命です。

プロセス開発(Process development)

プロセス化学研究所

クミアイ化学工業 プロセス化学研究所

Process Chemistry Research Institute
KUMIAI CHEMICAL INDUSTRY CO., LTD.

長い年月をかけて最終的に新薬候補として選抜された有望化合物は、ここで工業化の検討、プロセス開発が実施されます。

農薬の研究開発

 農薬の研究開発には幾つもの段階があり、我々のグループでは上に示した各研究所がそれぞれの専門性や機能を生かした役割を担っています。

 ケイ・アイ研究所の合成チームは、各方面から収集した情報と独自に構築した仮説をもとに、新しい農薬の候補化合物をデザインし合成します。合成された化合物はクミアイ化学生物科学研究所の評価チームにより雑草・害虫・病気に対する効果と作物に対する安全性を指標に、農薬としての性能を検定されます(スクリーニング)。その結果をもとに合成チームは、更に改良した化合物を合成します。物性研究チームは化合物の物理化学的性質の測定・解析を行い、生物活性との関係について考察と助言を与えます。ケイ・アイ研究所とクミアイ化学生物科学研究所間の綿密な打ちあわせと、合成・生物検定試験を繰り返して化合物の最適化を行い、有望化合物を見出していきます。

 その後、選抜された有望化合物は実際のフィールド試験及び初期毒性試験を行い、実用性の有無が判断されます。実用性が判明すれば、次のステップである大規模なフィールド試験・毒性試験・代謝試験・環境動態試験(生物科学研究所)・製剤処方の検討(製剤技術研究所)・工業的製造法(プロセス化学研究所)の検討を行います。これらすべてをクリアした後、登録申請を行い、審査の末、上市・発売されます。こうした多くのステップを経るため、合成から上市までに約10年の期間を必要とし、数十億円の投資が必要となります。このような研究開発の流れは医薬品と共通する部分が多く、安全性試験等に関してはGLPに準拠し厳正に行われます。

研究開発

ケイ・アイ研究所〒437-1213 静岡県磐田市塩新田408-1 TEL:0538-58-0141

クミアイ化学工業株式会社
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