合成研究室

 合成研究室は、植物制御剤研究、害虫防除剤研究、病害防除剤研究、連携推進・基盤研究の4つのグループに分かれています。研究者は各方面から収集した情報と独自に構築した仮説をもとに、ターゲットに合った化学構造を持つ化合物をデザインし、研究者自らが合成します。

合成された化合物は、クミアイ化学工業 生物科学研究所の選抜研究室によって、実際の植物、昆虫、病原菌を用いてその活性が調べられます。この時、どのような効果や症状を示すのか、また効果を示すのに必要な薬量、効果発現までの時間等について、入念な調査が行われます。

これらの調査結果をもとに生物研究者とディスカッションをし、合成研究者は自分達の仮説を検証します。そして、より改良された化合物の設計と合成を行います。こうした試行錯誤のくり返しや、地道な研究の積み重ねが新しい農薬の発見に繋がるのです。

植物制御剤研究室

 植物には、たとえば光合成をはじめとする、独自のシステム及び代謝経路があります。そこに選択的に薬剤を作用させて植物が生長できないようにする薬が植物制御剤(除草剤)です。雑草と農作物は同じ植物なのに雑草だけを枯らして農作物は枯らさない、そんな不可能とも思える化合物の探索に果敢に挑戦しています。

害虫防除剤研究室

 農作物にとって有害な昆虫は数多く存在し、かつて飢饉の原因となるほどの甚大な影響を及ぼしてきました。そのような害虫を駆除する薬が害虫防除剤(殺虫剤)です。常に侵入してくる害虫からどうやって植物を守るか、害虫に対しては高い活性を示す一方で人間には安全である化合物はどうすれば作れるのか、多くの課題を克服するため研究を続けています。

病害防除剤研究室

 植物も生きている以上、人間と同様に病気にかかります。人間の薬が医薬品であり、植物を病気から守る薬が植物病害防除剤(殺菌剤)です。植物の病気は時には農業生産や生態環境を著しく損ない、場合によっては人類の生存と地球の環境をも脅かします。この様な脅威から植物を守るために、卓越した防除効果をもち、環境にやさしい殺菌剤の開発に日々努力しています。

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